ミュウと日向の物語

【ミュウと日向の大学時代の物語】と【輝の行政書士試験に受かるまでの奮闘記】です。他の物語も書いていきます。🐈

ドタバタな1日

↑カテゴリー別のタイトルで、編集しました。【輝とココのこと】をクリックすると、ココの物語だけが、出ます。🐈






朝、急にココの左目が気になる。

眼の茶色いシミは、大丈夫なんだろうか?
このまま放っておいても、いいのだろうか?

来たときからあるし、ワクチンのときも、先生は何も言わなかったけれど、ちゃんと私から言わなかったからなのかも。

急に心配になる。

多分、コロナの影響で、神経過敏になっているのかも。

お母さんに、聞いてみる。
「ココの眼、シミがふえてない?病院行こうかな。」

「大丈夫よ。ちゃんと見えてるし、綺麗な眼じゃない。見えてるか、確かめてご覧なさい。」

私は、ココに、手をかざしたりして、確認する。
確かに、視力は良さそうだ。

「急にどうしたの?眼医者じゃないと、分からないんじゃない?」

う~んと、考えて、
「やっぱり、会社帰ってから病院で、一回診てもらう。」と言って、キャリーバッグを用意して部屋に置く。

「ココのことになると、心配症なんだから。」とお母さんは、笑って、私を見送る。

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会社に着いて、いろいろ調べる。←仕事しろよヾ(・・;)

多分、 “ 虹彩メノラーシス ”かな。
虹彩表面の色素沈着か。

治療法は、なさそうだし、定期観察だけか。

ん!悪性になると虹彩メノラーマになって、眼球摘出しか治療がないとか書いてるんですけど。

まあ、悪性ではなさそうだし、病院行っても、眼を観察するだけみたいだから、やめとこう。

お母さんに、メールで、説明して、病院へ行くのをやめる。

心配と不安だけが、残ってしまった。

まあ、このまま良性で終わる猫も多いって書いてるし、ココは、運が強いから大丈夫だろう。

気を取り直して、仕事していたら、
ウ~ってサイレンが、聞こえる。

何事?と、外を見ると、パトカーが会社の前の道を通りすぎて近くで止まる。
続いて、パトカーが、サイレンを鳴らして、何台もやってくる。

会社を飛び出して、近所の人が話しているほうに急ぐ。←だから、仕事しろって。ヾ(・・;)

パトカー五台に、救急車一台、大きい消防車二台が揃う。

近所の人達と橋のほうに避難して、様子をみながら、話しを聞く。

どうやら、横の細い道から自転車ごと、土手から川に落ちたらしい。
土手の木が折れるくらいの勢いで。
赤いジャンバーを来た男の人が川の中にいるのが遠くから見える。

警察官が一人、先に川に飛び込んだらしい。
更に、今、続々と警察官が、川に入って引き上げて、タンカに乗せようと奮闘している。

心肺蘇生器を持った人が走っていく。

私達は、ざわつく。

しばらくして、タンカに乗せて、周りを五人の警官が、ブルーシートで、見えないように囲って、私達の近くの救急車のほうにやってくる。

ブルーシートが、風に煽られて、タンカの人が見える。

上半身はだかで、頭は動かないように三方を固定されている男の人で、穏やかな顔で、目を閉じている。

近所のおばさんに、「頭、固定してるんだから、生きてるんだよね?」と、心配して聞く。

「そりゃ、そうよ!」と、おばさんは、強く言ってくれる。

救急車が行ったので、「じゃあ、会社に戻るね。」と近所の人達に言って会社に戻る。

しばらく、会社でぼ~っとなる。←だから、仕事は?ヾ(・・;)



なんか、変に疲れて家に戻って、晩御飯を食べてゆっくりしていた。


今日は、病院に行かないと察したミルが、置いていたキャリーケースで遊びだした。


キャリーケースに入って喜ぶミル

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しばらくして、楽しんでいるミルに腹をたてたココが、キャリーバッグを巡って、喧嘩しだす。


ふ~、心配してた私って、なんやねん