ミュウと日向の物語

【ミュウと日向の大学時代の物語】と【輝の行政書士試験に受かるまでの奮闘記】です。他の物語も書いていきます。🐈

心境の変化✨

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↑ミュウに会いたいな💞


最近、急に心境が変わった。
何故なんだろう?

不思議だから、書いてみよう。

今まで、がむしゃらに生きてきた。

問題が起きて、解決に必死に取り組み、打ちのめされて、なかなか浮上出来ず。

それでも、助けや知恵を得て、何とか乗り越える。

必死の思いで乗り越えてほっとしたのも束の間、また、問題が現れる。

この繰り返しだ。

休憩するときは、ほんの少しだけ。
動けるまでに回復すると、間髪入れずに次の問題が降りかかる。

そうやって、がむしゃらに生きてきた。

こんなことを繰り返すうちに、それが当たり前となり、問題が起きても、あまり動揺しなくなってきた。

もちろん、全く動揺しないわけじゃない。
すぐに、対処出来るようになってきただけだ。

もう、恐いものがなくなってきたのかもしれない。

これ以上、恐いものなんかない。
そう、思うようにまでなってしまったからだ。

一番起きてほしくなかった、一番避けたかったことも、結局、逃げられなかった。

しかも、自分から起こさずにいられなくなった。

逃げる手段も、たくさんあった。
でも、私は、逃げずに選んだ。

逃げる道を、どうしても許せず、それどころか、一瞬で一つの選択肢しかないことが分かったからだ。

自分から進んで選んだ。
心の傷は、今まで味わったことのないほどに深く、痛く、苦しい。

なかなか立ち上がれない。
なかなか、浮上出来ない。

涙が溢れる。
傷が痛む。
苦しい。助けて。

多くの人が、私を救おうと手を差し伸べる。
みんな、静かに優しく、私が浮上するのを温かく見守っている。

徐々に徐々に、傷の痛みが和らいでくる。

時間が解決してくれる。
そんなアドバイスをしてくれた人もいた。

確かに、その通りだった。

時間は、解決してくれた。
長い時間をかけて、傷を和らげ、新たな考えに変えてくれた。

あの道を選んで良かった。
この傷は、私の誇りだ。
あの出来事にも感謝している。
その出来事の人物にも感謝している。

あのことがあったから、今の私になれたから。
古傷は、優しく疼く。

ここ最近だ、変わってきたのは。
まず、いつも定期的に行っていた経過観察も、薬も、急に免除された。

私は、足枷が取れて自由になった気分がした。

それからしばらく経って、経過観察も薬も全く必要なかったことを理解する。

行く度に、古傷を思い出して、悲しい気分になっていたのが、ようやく解放されたのだ。

さらに、時間が出来るようになった。
私だけの時間。
何も起こらない時間。

さらに、環境が変わった。
新しい人物が現れ出した。

私が助けなくてもいい人物。
逆に私を助けてくれる人物。

最後に、私の呪縛を解く言葉を放った人がいる。

「いいよ。もう、しなくていいよ。」

何気ない言葉だが、私にとっては違う。
解放の言葉だ。
なんて温かい、心に一筋の光を届ける言葉なんだろう。

それでも疑心暗鬼の私に、その人は、それを現実にして、示してくれた。

一気に肩の荷が降りた気がした。

それからしばらく経ち、私は、ゆっくりと自分のことを考えられるようになった。

私は、どうしたいのかな?
私の望みは、なんだろう?
私のしたいことは、なに?

心が軽く、希望の光に満ちる。