ミュウと日向の物語

【ミュウと日向の大学時代の物語】と【輝の行政書士試験に受かるまでの奮闘記】です。他の物語も書いていきます。🐈

いやいや協奏曲🎵

↑カテゴリー別でまとめています。例えば【その他】をクリックすると、その他の記事だけが見れます。お好きな記事だけを見てくださいね。😊🍀


f:id:myuutohinata:20210810163639j:plain

↑あっつう!だっる~い!のミル😸


今日は、久しぶりの仕事だ。


↑たった4日連休しただけ

4日間は、あっというまだった。

仕事をしている日の4日間は、途方もなく長く感じるのに、休みの日の4日間は、どうして、こんなに過ぎるのが速いんだろう?

本当に1日の時間は、同じなんだろうか?

朝、目覚めて、布団でウニウニしながら、理不尽だと考え続ける。

ミルは、いつものように窓辺の小さいタンスの上のザブザブ(←にゃんこ用に設置されている座布団)から、窓の外の鳥たちと話し続けている。

にゃ~にゃ、にゃ、にゃ、にゃ~う

鳥と話し続ける。
毎朝、かかさず、20分くらい

長い..鳥もよく毎日付き合ってるな..

ミルは、鳥語が分かるんだろうな
猫語は、さっぱりみたいなのに..


あ~、嫌だ!
会社に行きたくない!

行きたくないったら、行きたくない。

仕事が嫌いな訳ではない。
もちろんだ。
働かざる者、食うべからずだ。

ミルとココのためにも働いて稼がねば。

不自由なくカリカリを思う存分食べれるように。
エアコンをかけて、気持ちよく過ごせるように。
病気のときは、最高の治療を!
おもちゃやつめとぎも!

分かっている。
もちろんだ。
仕事もなかなか楽しいし、嫌いなわけじゃない。

.......


仕事に行きたくない..

仕事より、ミルとココと一緒に過ごすほうが楽しい

お出かけ出来るし、美味しいもの食べに行けるし

テレビでオリンピック見るの楽しかったし

私、仕事、好きなんかなあ?
上司は、頼りないし
なんか頼られてばっかだし

私、こき使われてるだけなんじゃないかな?

布団で、もんもんと格闘を続ける。

ミルが、鳥さんとの会話を終えて、満足して座布団から飛び降りて、私の枕元にやってくる。

「にゃっ!にゃっ!」

ほら、起きて!起きて!
下に行こう!

毎朝の恒例行事だ。
ミルは、キッチリ時間になると私を起こして、下に連れていく。

「は~い。ミル、おはよう。」
私は、ミルを撫でて一緒に階段を降りていく。

階段を降りたところにある窓際のミシン台の上のザブザブ(←これも、にゃんこよう座布団)には、毎朝、ココがスタンバイしている。

階段を降りて、ココを撫でながら挨拶する。

「ココ、おはよう。」

ココは、ご機嫌にミシン台から飛び降りて、ミルと2人で私を台所に誘導していく。

これから、2人の朝ごはんタイムだ。

ミルとココが、嬉しそうに朝御飯を食べるのを見ると、私も嬉しい。

愛しくて幸せになる。

後片付けに、ねこさんトイレの掃除、猫草の水やりをして、新聞を取りに外に出る。

朝の心地よい風が私にそそがれる
青空に小鳥のさえずり

あ~、なんて気持ちいいんだろう

庭に目をやると、赤い薔薇の花が4輪も咲いている

また、咲いたんだ
雨が降ったからかな?
きれい!
なんだか、ご褒美みたい。

私は、笑顔になる。

新聞を手に、朝の新鮮な空気を深く吸い込んで、青空を見上げる。

{よし!とりあえず、仕事に行くか!}

私は、ミルとココが待っている家に入っていく


そう、仕事に行きさえすれば、いやいや病は、無くなる。
そんなことしてる場合じゃないから


分かっているけど、いやいや病は、繰り返しやってくる。

だって、仕事より好きなものがいっぱいあるから

仕事の順位は、かなり低い

高順位に陣取っているミルとココは、自分の地位を分かっていて、毎日、責任をもって、私を仕事に送り出すのだろう。

{まったく、このひとは、私がいないとダメなんだから。}

ミルとココは、いつも、そう思っているんだろうな。(笑)